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日本人に多いいい子 アダルトチルドレン

親が、コントロール欲求や支配欲がとても強く、いつも否定して、何か言うとそのたびに話しを遮られたり、馬鹿にされたり、気持ちを話すと受け入れられない、、、そんな状況で育った子は性格にもよりますが、他人中心の自己を幼い頃から形成されてしまいます。自分が何を感じているのか?何を欲しているのか?何を考えて、何を言いたいのか?自分でも分からない大人となってしまいます。自分というものが無いので、他人にコントロールされやすくなります。いつも他の人に合わせていると、段々ストレスが溜まり、限界を超えると突然爆発します。他の人はびっくりして、離れていきます。ある場合は他の人に入り込み過ぎ、その関係がとても苦しくなったり、人を信じられず、直ぐに切ったりし、常に、孤独です。いづれにしても、人との適切な境界線や本当の親密な関係というものを知らないために、人間関係の健全な関係からくる良い感覚を味わったことがありません。そういうわけで、人から孤立してしまい、人が嫌であり、人間関係は煩わしいものとなります。でも刺すような寂しさや不安などが降りかかってきて、どうしようもない虚しさや絶望感に襲われます。そんないい子の特性で悩んでいる人は、まず、自分の率直な本当の気持ちに気づく訓練が必要です。そのために、コントロールする人から離れている必要があります。安全な人と罰せられたり、侮辱されたりせず、自分を自由に表現することの練習が必要です。アダルトチルドレンワークでよく使う次のコミュニケーションの権利を声を出して確認できます。

私には生理的欲求を満たしたいという権利があり、その事を適切に表現する権利があります。

私には安全を感じていたいという願いがあり、その事を適切に表現する権利があります。

私には人と良い関係でいたいという権利があり、その事を適切に表現する権利があります。

私には達成感を味わいたいと願う権利があり、その事を適切に表現する権利があります。

私には自分らしくいたいと願う権利があり、その事を適切に表現する権利があります。

アサーティブの12の権利

1:私には、どんな立場にあ順位を決める権利があります私には、賢くて能力のある対等な人間として、敬意をもって扱われる権利があります
2:私には、自分の気持ちを言葉で表現する権利があります
3:私には、自分の意見と価値観を表明する権利があります
4:私には、「イェス」「ノー」を自分で決めて言う権利があります
5:私には、間違う権利があります
6:私には、考えや気持ちを変える権利があります
7:私には、「わかりません」と言う権利があります
8:私には、欲しいものを欲しい、したいことをしたいと言う権利があります
9:私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利があります
10:私には、周囲の人から認められることを当てにしないで、人と接する権利があります。

11:私には、賢くて能力のある対等な人間として、敬意をもって扱われる権利があります。

12:私には、アサーティブでない自分を選択する権利があります。


アダルトチルドレンとは

子どもの頃のトラウマは大人になっても影響し、思考や行動が年齢にともなわず生きづらさを感じます。特にアダルトチルドレンの方はそれを強く感じてしまう傾向があります。

子どもらしく過ごせなかった「アダルトチルドレン」

子どもらしく過ごせなかった「アダルトチルドレン」

アダルトチルドレンの本来の意味は、「アルコール依存症の親のもとで育ち、すでに成人した人々」を指す言葉です。

1970年代アメリカの社会福祉援助など現場で支援する人たちにより考え出されました。その後、様々な変化があり、現在のアダルトチルドレンは「機能不全家族で育った人」という認識が広まっています。

アダルトチルドレンは分かりやすく言うと、子ども時代を子どもらしく過ごすことができないまま、大人になってしまった人たちのことです。

アダルトチルドレンになる理由

アダルトチルドレンになる理由

子どもの時代の家庭環境によりアダルトチルドレンになってしまいます。機能不完全家族のパターンとしては、支配・過干渉・過剰な期待・過保護・寄りかかり・条件つきの愛情・暴力暴言・無視・存在の否定などがあります。

全てに共通しているのが、親が子どもの人格を尊重しておらず、逆に子どもの心に侵入侵害することが挙げられます。そのことで様々な心の傷を負い、大人になった今様々な弊害を感じてしまっているのです。

アダルトチルドレンを回復するには

アダルトチルドレンを回復するには

アダルトチルドレン回復には、認知(思い込み)を変えることが必要です。その過程に必要なのが、自分の考えのゆがみや不自然さに気づくようにする、不自然な考え方をやめるようにする、そしてこの「気づいたら、やめる」を継続していくことです。

まずは自分の考えや感情を全部、紙に書き出してみましょう。書いているうちに感情を吐き出すことにつながりすっきりし、自分を客観視できるようになり、自分のよくない行動に気づきやすくなり、やめられるようになっていきます。

自由の子(所在地:秋田)ではカウンセリングにより、アダルトチルドレンの方のサポートを行っております。その他にPTSDやトラウマ、共存症などを回復するためのカウンセリングも実施しております。カウンセリングは対面だけでなく、スカイプ・メール・電話などでもご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。



自分のことを好きになる

精神的に不安定な家庭環境で子供時代を過ごしたことが原因となり、成人した後も心の傷を抱えている人のことをアダルトチルドレンといいます。アダルトチルドレンを克服するためには、まず自分を好きになることが大切です。自由の子では、アダルトチルドレンの回復グループワークを行っておりますので、是非ご利用ください。

ありのままの自分が認められない

自分が認められない

子供時代に不安定な家庭環境で育ったアダルトチルドレンの方は、自己認識や自己肯定感、自己受容などが低く、ありのままの自分を認めることができなくなっています。そのため、他人の言動に敏感になったり、無意識に自分の感情を抑えこんでしまったりするようになります。

子供時代に自分の感情や気持ちを尊重されずに育ったアダルトチルドレンは、大人になってからもうまく自分の感情を表現することができず、感情を抑え続けることで長い間抑えこまれていた感情が暴力という形で爆発してしまうこともあります。

ありのままの自分を好きになる

ありのままの自分を好きになる

アダルトチルドレンを克服したいと思うなら、ありのままの自分を好きになることが大切です。人にはそれぞれ良いところがたくさんあり、一人ひとり個性があ ります。そのため、まずは自分を受け入れ、劣等感を持っている自分を認めてあげることが重要です。自分を認め、好きになることで、自分の感情を素直に受け 入れることができるようになります。

また、自分の欠点を素直に受け入れることができれば、相手の欠点も受け入れることができるようになり、いい人間関係を築くことができます。

秋田にある自由の子のカウンセリングルー ムでは、アダルトチルドレンからの回復グループワークを行っております。アダルトチルドレンを克服するには、まず自分自身の過去を受け入れ、新しい自分に 出会う必要があります。自由の子では、対面や電話、メール、スカイプでのカウンセリングも行っておりますので、PTSDや過去のトラウマ、共存症などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。


あなたのアダルトチルドレンに関する質問を受け付けています。何でも気になっていることを質問できます。このコーナーのコメントはカウンセリングではないので料金とかは発生しませんので心配はいりません。