自由の子 旅の途中で!

アダルトチルドレンの中にはどうしても自己肯定感を持てないという人が多いと

感じます。かなり完璧にやっているのに、これでもか、これでもかという具合に際限なく行ってしまいます。いくらやっても満足感、充足感が持てず、そんな自分を受け入れることができません。どれだけやってゆくのかの、境界が分からないのです。何故でしょう?多くの場合、親の否定、親から褒められたことがない、何を言っても、やっても認められなかった事が背後にある場合が多いです。そうであれば、小さい頃のあなたは、受け入れて もらうために、認めてもらうためには、とことん限界のないまでやり続けるという教育を無意識に受け、それが生き方の価値観となり、大人となったあなたを縛っているのです。どうできますか?親が与えた、接し方がいかに間違っていたか、その事が幼いあなたにどれほどの傷を与え、今のあなたの行動パターンを縛っているのかに、気づき、受けそこなったものに対して、理解と同情を示してあげなければなりません。幼いあなたをまるごと優しく包み受け入れてあげる事を学んで行く事です。これには時間がかかります。そして、その作業が済んだら、新しい価値観に沿って、傷ついたその子を教育して、しつけなければなりません。親の歪んだ価値観と別れるために、幸福に生きるための価値観です。これにも時間がかかります。そしてようやく親別れして、親が家から離れていても主役だった人生に別れを告げ、あなた主役の新しい人生を歩めるのです。アダルトチルドレン秋田カウンセリングではそうした、アダルトチルドレン回復カウンセリングを提供して、あなたをサポートしています。

アダルトチルドレンと自己肯定感

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コミュニケーション5つの基本
<コミュニケーションは心のキャッチボールである>

1 正直 心にもないこと、ひねくれた表現をさける自分の素直な本当の気持ちに気づく練習をする。

2 わかりやすい 相手が受け止められるボールを投げる ドッヂボールではない

3 きちんと正確に受け止める無視したり、不正確に受け取ったりしないバレーボールではない。 きちんとキャッチする相手の言葉そのものは正確でない場合がある言葉に現れないメッセージも受け取れるようにする

4 対等 お互いに人間としての尊厳を尊重する. 自分に権利があることは相手にも権利がある。
5 自己責任 自分の言ったことに責任をもつ。

<なぜ正直にコミュニケーションをするべきか
自分の気持ちをおさえて他の人にいつもゆずっている人がいます。いやなのにいやとは言わず、いつも「いい人」を演じコミュニケーションします。自分の気持ちにふたをし、言いたいことをおさえ続けてもいいではないかという人がいます。気持ちにふたをすれば相手にとっては自分の意見を通してくれるわけで好都合だし、こちらにとっても波風立たないし「いい人」でいられるし、お互いにとっていいのではないか?と思う人もいるでしょう。しかしそれは大きな間違いです。なぜならずっと気持ちをおさえ通すなんて無理だからです。人間には限界があります。例えば今まで不当なことにも耐え「いいよ」と言ってずっと長年無理して引き受けていたとします。
しかしいい加減いやになってきて疲れ果て、「もういやだ」と急にパタッとやらなくなる。そして顔を見るのもいやになって会うことさえしなくなる。こんなふうに人が変わったように急に態度が変わってしまうなら相手は混乱しますし、信頼感がなくなります。こんなんでは波風は大いに立ってしまうではありませんか。その人との仲は最悪になります。このようにがまんし続ける人はよく人に次のように言われます。
「あなたがそう思ってるなんて全然知らなからた。」
「どうして何も言ってくれなかったの?」
「もっと早く言ってくれればよかつたのに」
あなたはどうですか。
正直にコミュニケーションしない人は人間の限界、
のかもしれません。
人間の必要としているものを自覚していないのかもしれません。


アダルトチルドレンカウンセリングとは?

ACは、機能不全家庭で育った故に、子供の頃に心に傷を負いその影響故に、今でも大人の自分の中に傷ついた子供の頃の欲求 足りなかった親からの世話や愛情という供給の欠如ゆえのトラウマ、例えば、愛されたい、褒められたい、抱っこしてほしい、自信を持ちたい、安心していたい、認めてほしい、などなどいろんな健全な人としての欲求が渦巻いて大人の今のあなたの理性を超えてその欲求を満たしたいという切なる気持ちに圧倒されたり、とにかくそうしたものが得れるなら、そのような供給を不健康な仕方でも受け入れてさらに、心の傷が深くなり、どうしても大人のあなたと、内に潜む子供の頃の欲求の間で絶えず振り回され、翻弄されている自我状態、内と外のギャツップが大きくそのズレによってとても生きづらい自分がいます。アダルトチルドレンカウンセリングは、そのギャプを埋め、ばらばらの自己を統一させ、ズレのない自己へと統合させてゆくプロセスです。ACの基本的知識を学び、自分の心の問題に気づき、バラバラだったものを1つ1つ結び付け統合させて生きるのが楽という感覚を取り戻します。

アダルトチルドレン15のチェク表

1 頭の中で、いつも自分を責めてしまう。
2 人の評価や、嫌われることが、異常なほど怖い。
3 自分の中身はからっぽだと感じる。
4 自分の望みより、人の期待や、「普通」に合わせようとする。
5 グループの中に不機嫌な人がいると、自分のせいだと思う。
6 自分の感情が、よくわからないことがある。
7 自己評価が低いのに、完璧主義だ。
8 人との距離感が、よくわからない。
9 断られるのが怖いので、最初から人に頼まない。
10 意見を言われると、責められたような気持ちになる。
11 特に理由がないのに何かを恐れ、焦りや不安で、緊張している。
12 自分への嫌悪感が強く、存在自体が迷惑、恥だとさえ感じる。
13 自分の意見を言うことが、異常なほど怖い。
14 完璧でないなら意味がないなど、極端な考え方をする。
15 自分の生きづらさの原因は、子どもの頃の親子関係にあると思う

1 頭の中で、いつも自分を責めてしまう。
アダルトチルドレンで苦しい、とお越しくださる方で、最も多いのが、
このお悩みです。
子どもの頃に言われたことや、親の価値観で、大人になっても自分を裁いて
います。インナーペアレント 内なる親との別れをするために、新しい正しい価値観によって考え、行動する事が必要です。人生で自分主役の人生を親主役の人生から変えてゆく必要があります。
2 人の評価や、嫌われることが、異常なほど怖い。
自分の中に判断する基準がないので、人の評価をそのまま事実として受け
取ってしまいます。
人の評価=自分の価値なので、人の評価が異常に怖いのです。正しい基準で自分を
評価しなおす必要があります。人の評価は重要でない事を学んでゆく必要があります。
時には、愛ある神からの自分の評価を意識します。
3 自分の中身はからっぽだと感じる。
その時々に所属するグループによって、自分の価値観をすべて入れ替えて
合わせようとしたりします。
その度にいったん0になるので、自分の中で経験が積み重なっていく感じ
がしないのです。本当の自分である事が許されなかった事、自分を持つ事が自分の権利である事を知る必要があります。
4 自分の望みより、人の期待や、「普通」に合わせようとする。
自分には価値がない、と思っていると、自分の感情も大切にできません。
また、感覚や感情を鈍らせてきているため、自分の望みがよくわからない、
ということも理由になっていたりします。自分の本当の気持ちに素直に気付く訓練が必要です。又感情は表現するもの、気持ちは何を感じてもいいのだと言うこと、他の人の気持ちに責任を取る必要のない事など、時間をかけ学ぶ必要があります。

5 グループの中に不機嫌な人がいると、自分のせいだと思う。
親とは違う、独自の感情や意思を持つことが許されず、一人の人間として
の境界線を守られなかったため、自分もまた境界線を乗り越えて、人の感情に責任をとろうとしてしまうのです。自由に感じていいという人間の権利、自分の感情を表現し受け入れられる事を体験してゆく必要があります。
6 自分の感情が、よくわからないことがある。
子どものころ、とても寂しい思いや、悲しい思いをしていたけれど、まともに感情を感じていたら、辛すぎるので、感情をマヒさせて、にぶらせているうちに、わからなくなってしまったのです。感情に責任をとらなくていいこと、気持ちは感じていいこと、感情を味わったら、流すことなど、表現と処理の仕方を学んでゆく事が必要です。
7 自己評価が低いのに、完璧主義だ。
自分には能力がない、価値がない、と思っている と、それをなんとか埋め合わせよう、価値がある人になろうと努力します。いつまでたっても自分に満足できず、どこまでも自分を追い詰めます。人の価値は何かを成し遂げる事により決まるわけではありません。あなたはただあなたのままでも価値があることを教えてもらい、感じてゆく事が必要です。あなたにはあなたにしかない、能力と価値があるのです。
8 人との距離感が、よくわからない。
基本的に、自分の存在は良くないものだと思っているので、声をかけたり、目を合わせるだけで、相手にとって迷惑なのではないか、と思い、緊張してしまいます。自分には価値があることに関して、時間をかけ体験してゆくことが大切です。安全な人との間でまず、自分のリミット設定を行いましょう。
9 断られるのが怖いので、最初から人に頼まない。
どうせ嫌われる、見捨てられる、という思い込みが前提になっています。
拒絶されて傷つくのを避けるため、自分を守るために、人に頼らないようにします。
見捨てられ不安を時間をかけ取り除き、人に対する恐れは克服できます。
10 意見を言われると、責められたような気持ちになる。
私は攻撃される、という思い込みが前提になっているので、相手が良かれと
思って言ったアドバイスや、ただの質問も、
自分を否定された、と思ってしまうのです。それはただあなたの考えの一部を受け入れられないのであってあなた自身を否定してるのではないのです。
11 特に理由がないのに何かを恐れ、焦りや不安で、緊張している。
不安を感じることで、トラブルに備えることができるから、安全だ、という
思い込みがあったりします。
この世界は安全な場所だ、という信頼感がないこともあります。いわゆる不安の子予期不安によってそのモードで独自の安心モードに入らざるを得ないだけなのです。
12 自分への嫌悪感が強く、存在自体が迷惑、恥だとさえ感じる。
自分には価値がない、という思い込みが前提になっています。
ずっと、非難されて育つと、存在しているだけで迷惑をかけているような、
申し訳ない気持ちになっていたりします。ホールディング 自分の傷ついた子を抱きしめて受け入れる事なく癒しと回復は起こりません。
13 自分の意見を言うことが、異常なほど怖い。
自分の意見を言うと、非難されたり、バカにされたり、からかわれたり、
また、親の機嫌が悪くなったりすると、
自己表現はキケンだ、という思い込みになっていたりします。人間として自分の思ってる事、感じている事は表現して言いのだという権利を信じて下さい。

14 完璧でないなら意味がないなど、極端な考え方をする。
普通は持ち合わせている、感情や感覚をマヒさせてきているので、
だいたいこのくらい、というような良い加減がわかりません。
しかも、7の理由で完璧主義なので、二重に苦しいのです。人間程ほどが、生きてゆくためには必要です。生きている犬は死んだライオンよりましである。感情や感官はバランスを取り戻せます。

15 自分の生きづらさの原因は、子どもの頃の親子関係にあると思う。
虐待や育児放棄、過干渉、という以外にも、親はいい人だったけれど病気
がちだった、極端に貧しく不安定だった、などの理由でも、
子供は安心することができず、生きずらさを抱えたりします。機能不全家庭におけるアダルトチルドレンは インナーチャイルドを大いに傷つけるのです。

回復は真実を知ることから始まる

回復の第一歩は、自分のありのままを知ることから始まります。真実は重苦しいしそれを知ることは自分を惨めにすることがありますが、変化させるためには必ず自分を評価することから始まります。他のACと経験を分かちあったり、私は親のようにはならないのような本を読む事などから始まります。肩の荷がおりたように感じ、感情的にほっとした気持ちになります。自分だけの経験 ではないと知る事、自分の心の痛みを知ってくれる人がいることに安心を覚えます。一方、自分を育てた親の間違いをはっきりと認識するようになります。そのような振る舞いをした親に怒りを感じたり、自分が得るものを得られなかった事にたいする、悲しみが湧き上がってきます。感情が不安定になり、自分が子供のように無力である事を味わうかもしれません。こうした時、支えとなってくれる仲間に打ち明ける事もできますし、ACのためのプログラムに参加したり、自分の埋もれていた感情を掘り起こすために、感じてる事を日記につけたり、認知療法によって歪んだ思考の型を修正してゆく事、又自分に起きたことに対する自分の見方や受け止め方を見直し、自分の感情は自分の内で押さえつけるのではなく、良く吟味して、建設的な方法で表現するか、捨て去るべきか考え処理し、正しい考え方に従って行動し、それが頭の中で、新しい型を形成するまで繰り返し、繰り返し続けてゆけます。自分に対してふさわしい愛を抱くことを学び、自分が個性をもったかけがえのない人間である事を再確認し、自分と同じ人間は2人といない事を認識します。やってみましょう!
〔1〕自分をあるがままに見つめる。そのためにACの本を読む。
〔2〕信頼できる人に自分の体験や自分の抱えてる問題を打ち明ける。
〔3〕アダルト:チルドレンのためのプログラムに参加する。
〔4〕歪んだ思考の型を作り変える。
参考書
家族依存症 嗜癖行動と家族 斉藤学著 私は親のようにならない!クラビッッ:ブラック リカバリー、ACのための12ステップ、アダルトチルドレンと家族、アダルトチルドレン完全理解、愛しすぎる女達、いやな気分よさようなら、アダルトチルドレンと癒し、ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ。インナーチャイルド本当のあなたを取り戻す方法。 

性的虐待からの回復

 性的虐待    
 
            助けを得る

 もしあなたが,子供のころに性的虐待の犠牲になった方であるなら,
記憶がよみがえる時のあらしを独りで乗り切ろうとしないでください。
自分の気持ちをすっかり話すと楽になります

 ひどく苦しんでいる人たちは,資格のある医師やカウンセラー,さらには
精神衛生の専門家に助けを求めることにするかもしれません。いずれにしても,
信頼できる友人,配偶者,家族,感情移入をしながら敬意を込めて話に
耳を傾けてくれる人々も心強い味方になります。?
「私にとって一番助けになったのは親友のジュリーです。彼女は,私の過去のことを
何度も何度も聞いてくれました。話をしている時の私の気持ちをその
まま受け止めてくれました。共感しながら耳を傾け,反応してくれたのです」と,
ジャネットは言います。

 信頼することには危険が伴います。また,自分はだれかの助けを受けるには
値しないと感じることもあるでしょう。あるいは恥ずかしさが先に立って,
虐待についてはとても話せないかもしれません。しかし,「苦難のときのために生まれた」
のが真の友です。機会さえあれば,きっと力になってくれるに違いありません

 しかし,打ち明ける相手はよく選ぶようにします。そして,少しずつ悩みを話します。
もしその友人が思いやりと分別のある人だということが分かれば,その時もっと話して
みるようにします。

体の健康に気を配るのも助けになります。休息を十分に取り,適度に運動をします。
健康的な食事をきちんと取りましょう。できれば,生活を簡素にします。
泣きたい時には思い切り泣いてください。心の痛みはいつまでも続くように
思えるかもしれませんが,しばらくするとおさまります。無力な子供の時に
虐待の中を生き抜いたこと,そうです,それを乗り越えたことを忘れないでください。
今は大人ですから,子供の時にはなかった知恵と力があります。ですから,
不快な記憶に立ち向かい,その影響を断ち切りましょう。

          罪悪感と恥ずかしさを捨て去る

 自分を責めるのをやめることも,立ち直るための大切な課題です。「今でさえ,
自分には罪がなかったと考えるのは難しいのです。どうしてやめさせなかったのだろう,
と考えてしまうのです」と,被害者のレバは言います。

 しかし,加害者は強制という最も卑劣な手段を使うということを忘れないでください
。権威(『わたしは父親だぞ』)
,脅し(『だれかに言ったら殺してやる』),野蛮な腕力,さらには罪悪感
(『もしおまえがだれかに話したら,パパは刑務所に行くことになるんだよ』)などがその例です。
逆に,やさしく説得したり,贈り物や小遣いで釣ったりする人もいます。
また,性行為をゲームや親の愛情という言葉でごまかす人もいます。

「これは,愛し合う時にだれもがすることなんだよ,とあの人は言いました」と,
ある被害者は述懐しています。幼い子供が,そのよう
な感情面のゆすりや詐欺にどうして抵抗できるでしょうか

 そうです,加害者は冷淡にも,子供が無力でだまされやすく,「悪に関してはみどりご」
であるという事実を利用するのです。

 次に,子供の時にはいかにだまされやすく無力であったかを思い起こす必要が
あるかもしれません。何人かの幼い子供と一緒に時間を過ごしたり,自分が子供
の時にかいた絵を見たりするとよいでしょう。支えになってくれる友人も,
虐待があなたの責任ではないことを絶えず指摘することによって助けになれます。

 しかしある女性は,「父の行為によって興奮を感じたことを思い出すと,むかむかしてきます」
と言っています。中には,いたずらされている時に興奮を感じたことを覚えている被害者
(ある調査では58%)もいます。そのために,恥ずかしい気持ちになるのはよく分かります
。しかし,「子供に対する性的虐待を乗り越える」という本が指摘しているとおり,
「身体的興奮は,特定の方法で触られたり刺激されたりしたことに対する体の自動的な
[反応]にすぎず」,子供は「この興奮をどうすることもできない」のです。ですから,
起きたことに関する全責任は加害者だけにあります。それはあなたのせいではないのです。
           
                      親を受け入れる
      
  これは,立ち直るための最も難しい課題の一つかもしれません。依然として,
怒りや復しゅう心,あるいは罪悪感で心がいっぱいになっている人もいます。
虐待されたある女性は,「私が加害者を許すことが,私にはできないので憂うつになります」
と言いました。一方,加害者を異常に恐れながら生活している人もいるかもしれません。
あるいは,母親が虐待を見て見ぬふりをした場合や,虐待が露見した時にそれを否定したり
怒ったりした場合には,母親を強く憎むこともあります。
「母は私に,[父]を許すべきだと言ったんです」と,ある女性は苦々しげに語りました。

 虐待されて怒りを感じるのはごく当然のことです。しかし,それでも家族を結びつける
きずなは強いかもしれません。
 あなたとしても,親との関係を一切断つことは望まないかもしれません。
仲直りしたいとさえ思うかもしれません。

 しかしそれは,事情に大きく左右されるでしょう。親を完全に許したいと思う被害者もいます。
それは,虐待を大目に見るということではなく,怒りに燃えたり恐れにとらわれたりするのを断固
として退けたいという気持ちからです。
 
 感情的な対立を避けるほうを取って,『言いたいことは心の中で言い』,問題をそっとしておく
ことで満足する人もいます。
しかし,問題を解決するには,虐待の事実を―直接会うか電話や手紙で―親に突き付けるしかないと
思うようになる人もいます
そうする場合には,吹き荒れるかもしれない感情的なあらしに耐えられるほど自分が十分に立ち直っ
ているかどうか,あるいは少なくとも十分の支えを得ているかどうかを確かめてください。怒鳴り
合ったところで成果は上がらないので,毅然とした態度と共に冷静な態度を示すようにします

   1)何が起きたかということから始め(2)自分がどんな影響を受けたか(3)親に何を期待するか

例えば,謝罪,治療費の支払い,行動を改めることなど)というふうに順を追って話して
ゆくとよいかもしれません。
少なくとも,問題を明るみに出したということは,つきまとう無力感を追い払うのに役立つ
ことでしょう。また今までとは違う親子関係を築くための道を開くことになるかもしれません。

 例えば,父親は虐待の事実を認め,非常に後悔していることを表わすかもしれません。また,
行動を改めるために,例えばアルコール中毒の治療を受けるとか,誠実な努力をしてきたかも
しれません。同じように母親も,あなたを守れなかったことで許しを請うかもしれません。
時には完全に仲直りできることもあります。しかし,依然とし
て親に対する複雑な気持ちがあって,すぐには親と親しくなりたくないと思うとしても,
驚くことはありません。
とはいえ少なくとも,家族としての適度な付き合いは再開できるかもしれません。

 一方,そのように話を持ち出した結果,加害者やほかの家族から頭ごなしに否定されたり
,口汚い言葉を浴びせられたりすることもあるでしょう。
もっとひどい場合は,加害者が依然としてあなたの敵であることが分かる場合もあります。
そのような場合に許すのは適切ではないかもしれませんし,まして,親しくなることは不可能でしょう

 いずれにせよ,傷つけられたという気持ちがおさまるまでには相当時間がかかるかもしれません。

耳を傾け支えになってくれる人に打ち明けることや,自分の気持ちを何かに書き留めることもやはり,
自分の怒りについて理解する助けになるかもしれません。あなたは神の助けによって自分の怒りを
処理することができます。時間の経過と共に,有害な感情があなたの考え方を左右するようなことは
なくなるでしょう。


アダルトチルドレン秋田カウンセリングルームのご案内



アダルトチルドレン秋田

アダルトチルドレンという言葉は現在では一般的にも浸透しています。アダルトチルドレンとは、親の虐待・アルコール依存症の親等、整っていない家庭環境で育った子供がトラウマを持ったまま大人になってしまい、何等かの心理的外傷を抱えている人を指します。ここでのトラウマが、その人の生き方を困難に生きづらくさせてしまうのが大きな問題となります。例えばアダルトチルドレンの特徴として常にネガティブ思考、主張が出来ない、または無気力、人間関係を築けない等があり、社会で生活していくための障害となり得る項目が多いです。秋田市にあるカウンセリング音楽カフェ自由の子では、アダルトチルドレン秋田カウンセリングのご案内をしております。トラウマを克服したいと思う方は、このアダルトチルドレン秋田カウンセリングカフェにおいで下さい。一人で抱えるには大き過ぎるその重荷の大きさにさえ気付けないのがアダルトチルドレンの特徴でもあります。是非アダルトチルドレン秋田ルームに来て苦しみを共有しましょう。

私達カウンセリング音楽カフェ自由の子のアダルトチルドレン秋田カウンセリングは、秋田市にお住まいの方はもちろん、遠方からのご利用者も多くいらっしゃいます。カウンセリング体制が対面のみでなく、skypeを利用しての話し合いや電話・メール等、連絡の取り方が豊富に設けられているのが理由の一つでしょう。また、アダルトチルドレンとしての悩みについて、心を開いて素直に打ち明けられる場が簡単には見付からないというのも多くの方に利用されている理由として挙げられるのではないでしょうか。自由の子には、実際に心的外傷を負い鬱・パニック障害等の深刻な症状も経験しているカウンセラーが在籍しているため、ご利用者様の苦しみも良く分かるのです。また、アダルトチルドレン秋田グループワークも毎月第3日曜日に開催されていますので、参加されてみる事をお勧めします。同じ心の傷を持ったメンバーが集まり、生きづらさ等の体験・感情を分かち合っています。回復に向けて大変有効な手段ですので、少し勇気を出して連絡してくださることをお待ちしています。